コロナ禍で注目を浴びる無人販売所の話題です。

人と接触せずにモノの購入ができる無人販売所が全国的に増加しています。10日は新たに即席ラーメンの販売所が山梨県内に誕生しました。


平山裕子アナウンサー:
きょうはあいにくの雪ですがオープンから多くの人がラーメンを買い求めに来ています。


10日、甲府市や南アルプス市など県内3か所にオープンしたのは冷凍ラーメンの直売所「日本ラーメン科学研究所」です。


男性客:
便利だと思うよ、このような無人販売は。


女性客:
すぐに疲れていても作れるし、時間的に余裕もできますよね。


ラーメンは醤油と豚骨の2種類です。


システムは冷凍庫から商品を取り出して料金箱に代金を入れて購入します。


オープン直後を除き店内は無人です。


平山アナウンサー:
このラーメンのポイントは家で作るラーメンの弱点を補う調理法なんです!


このラーメンは水にスープを加えて沸騰させることがポイント。


家で作るラーメンはお湯でスープを溶かし、茹でた麺を入れるモノが多いため、スープの熱が冷めやすいことが弱点とされます。


このラーメンはスープと一緒に麺を茹でるため最後までアツアツなんです。


平山アナウンサー:
麺のコシがとってもしっかりしています。スープとよく合う。まさにお店で食べるラーメンそのものですね。


このラーメンの販売所は全国で400店舗を展開する冷凍餃子「雪松」の無人販売を手がけた会社が出店しました。


無人販売所のメリットは人件費の削減や短期間での出店です。


無人販売所を手掛ける YES マーケティング部 高野内謙伍 部長:
出店の速さと簡単さ。調理する装置や水場とかが一切必要ないのでそうするとお店を出す費用が違う。


セキュリティー対策も万全とされます。


高野内部長:
防犯カメラがそのお店の死角がないくらいの数がある。これは24時間録画されていてスタッフも見ている状況。ラーメンは自動販売機も含むが2000か所での販売を目指している。


コロナ禍で注目を浴びる人と接触せずに購入できる無人販売所。今後はどのような店舗が誕生するのでしょうか?