いよいよ開店!地域住民でにぎわう

開店に向け、最後の追い込み作業が続きました。そして、一週間後。

関谷アナウンサー「米粉ラザニア専門店『コメラザ』オープンの日を迎えました!こちらのちょうちんが、いい雰囲気を醸し出しています。店内、お客さんでにぎわっていますね!」

カジュアルな雰囲気の洋食酒場。オープンをお祝いしようと、地元のお客さんがかけつけてくれました。お祝いの花もたくさん届いています。

オープンのこの日は、永塚さんの妻・まどかさん(26)も店を手伝っていました。

お客さん「すごくいいと思います。やっぱりこういう感じでIターンというか、若い人たちがどんどん来て活発になってくれればいいなって思います」
永塚さんの友人「にぎわってすごくうれしいです」
来店した子ども「ラザニア、おいしかった」

試作を重ねたラザニアも好評のようです。

6つの層がSNS映えもバッチリな「コメラザ」。スキレットのハンドルカバーは、長門の鹿の皮を使ってまどかさんが作りました。

地産地消にもこだわったメニュー

ラザニア以外の料理もすべてグルテンフリー、小麦を使っていません。また、から揚げやローストポークにも、長門市の食材を使い、地産地消にもこだわっています。田辺さんが丹精込めて育てた野菜を使った「どんぐり農場の彩りサラダ」もありました。

地元・仙崎の人(84)
「新しい若い者が、町の活性化のために自分たちで何かを始めるっちゅうのはええことじゃから」

店の明かりはみすゞ通りを照らし、店内には笑顔があふれます。

妻・永塚まどかさん「みんなが集まってくれる、ちょっとわいわいできるかなって感じのいいお店になってくれればいいかなと思います」

永塚さん「楽しそうに飲んで食べて騒いでくださったんで、良いスタートになったなと思ってます。少しでも、町が盛り上がればいいなという気持ちです」

春にはコメラザのオンライン販売開始。夏までには子ども向け料理教室も開催したい。いろんな人の期待を受けて、夢が広がります。