■プロ野球・ヤクルト春季キャンプ(9日 沖縄・浦添)

第3クールの初日を迎えたこの日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で主砲として期待がかかる村上宗隆(23)がフリー打撃を行い、推定130mの場外弾を放った。さらにキャンプ2度目の特守では森岡良介コーチ(38)のノックを受け汗を流した。

この日のフリー打撃は70スイング中、柵越えは場外弾を含む10本でスタンドの観客からは拍手が。またキャンプ初の投手打撃では高梨裕稔(31)から右中間へのヒットを放つが、木澤尚文(24)からは打つことができず、快音は響かなかった。

午後にサブグラウンドで行った特守では、一塁送球はおよそ60球、二塁送球が50球ほど。後半徐々に疲れをみせはじめ、「足にきてるぞー」と言われながらも「よし、ここから」「最後は気持ち」と自らを鼓舞し終盤にはファインプレーも。ここでもファンから拍手が送られ、「来いよ三塁線!」と自らを追い込みながら気合を見せた。

12日には初実戦となるDeNA戦(浦添)を迎え、17日から侍ジャパンのキャンプが始まる。