愛媛県上島町が発注した公共工事をめぐり入札妨害の罪に問われた元町職員ら2人に、松山地裁は8日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
この裁判は、上島町発注の浮桟橋に関する工事の入札をめぐり、価格に関する情報を漏らした上島町の元職員亀井正輝被告と、受け取った情報を元に工事を落札した岩城建設の元役員松浦功被告の2人が、競売入札妨害の罪に問われたものです。
8日の判決で松山地裁の高場大地裁判官は、「犯行は公正を害し信頼を無くす悪質な行為」と指摘しました。
一方で亀井被告は懲戒免職処分となるなど、ともに社会的制裁を受け今後は親族が監督を約束していることを挙げ、2人にそれぞれ懲役1年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
この入札妨害事件を巡っては、このほか町の元幹部らの裁判も行われていて、9日判決が言い渡される予定です。
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