鳥取県米子市が全市民に向け、1人2200円分の「おこめ券」の配布を始めているのをご存知でしょうか。理由は物価高騰での支援策。大阪府などでも似たような支援策が検討されていますが、「おこめ券」の場合、お米以外にも色々な商品が購入できそうです。


薄井靖代キャスター

「今月から順次米子市民に配られているのが、こちらのおこめ券1人あたり2200円相当です」

米子市が配布を始めているのが「全国共通おこめ券」。

2022年12月の市議会で、物価高騰に伴う生活支援として、全市民への「おこめ券」配布が決まりました。


米子市 伊木隆司 市長

「ガソリン券とかもあったんですけど、使えるスタンドとかを考えますと、おこめ券が最も幅広く使えるであろうと」

米子市では1人当たり、440円分の券が5枚・2200円分の「おこめ券」が全市民に配られます。


こうした生活支援策は、別の自治体でも行われていますが、米子市はなぜ「おこめ」券にしたのでしょうか。


米子市経済戦略課 岩田羊平 室長

「大多数の方に需要があるもので、かつ市内の多くの場所で使えるもの、それから容易かつ速やかに調達できるものという観点で、既存の全国共通おこめ券を選ばせていただきました」

「おこめ券」は既存の商品券。米子市が国の交付金を活用して市民に配布しています。

市民は

「うれしいよ」

「ありがたいです」

市民からは喜びの声が聞かれる一方で、こんな声も…

市民は

「お米の券だけをもらうよりは、何にでも使える券の方が良いです。5枚ももらったってな…1人でそんなに食べられんし」

同じことを思った皆さん!どうやら店によっては、お米以外にも使えるようなんです。