中国のコロナ再拡大の影響です。内閣府が発表した去年12月の「景気動向指数」で、▼景気の現状を示す「指数」は4か月連続で悪化し、▼「景気の基調判断」は1年3か月ぶりに下方修正されました。

去年12月の「景気動向指数」によりますと、景気の現状を示す「一致指数」は前の月より0.4ポイント低い「98.9」と、4か月連続で悪化しました。中国で新型コロナの感染が再び拡大し、「輸出」が伸び悩んだことなどが影響しました。

また、景気の基調判断は先月の「改善」から「足踏みを示している」となり、1年3か月ぶりに下方修正されました。

一方、数か月先の景気を示す「先行指数」は、0.5ポイントマイナスの97.2で、2か月連続で下降しています。