パキスタンのムシャラフ元大統領が5日、入院先のドバイの病院で亡くなりました。79歳でした。

パキスタンの元大統領ペルベズ・ムシャラフ氏は5日、病気治療のため入院していたUAE=アラブ首長国連邦のドバイの病院で死去しました。79歳でした。

ムシャラフ氏は軍トップの陸軍参謀長だった1999年、クーデターを主導し政権を掌握。2001年にパキスタンの大統領に就任しました。同じ年の9月、アメリカで起こった同時多発テロ以降は親米路線に舵を切り、アメリカが推し進める「テロとの戦い」に協力。

しかし、イスラム勢力の弾圧に反対する過激派の勢力拡大や、独裁的な政治姿勢が反発を招いたことなどから、2008年の総選挙で大敗し、大統領を辞任しました。

その後、ムシャラフ氏は反逆罪で起訴されていましたが、持病の治療を理由に出国し、ドバイで事実上の亡命生活を送っていました。