愛媛県今治市沖の瀬戸内海で貨物船同士が衝突した事故で、海上保安部は4日の捜索で、海底に沈んでいる船を「せいりゅう」と確認しました。ただ、乗組員2人は依然見つかっていません。
2日夜、今治市沖の来島海峡で、三重県鳥羽市の貨物船「せいりゅう」が、今治市の貨物船「幸栄丸(こうえいまる)」と衝突し、およそ1時間後に沈没しました。
この事故で「せいりゅう」の船長・北井宗祐(きたい・そうすけ)さん(63)と、渡辺侑樹(わたなべ・ゆうき)さん(24)の2人が行方不明となっています。
今治海上保安部によりますと、4日行われた特殊救難隊による潜水捜索の結果、水深57メートルの海底で右側を上にして横倒しになっている船の備品に「せいりゅう」と書かれていることを確認しました。
ただ、船内に繋がる二重扉のうち、内側の扉を開けることができず、中の様子を伺うことはできませんでした。
また、運輸安全委員会は、4日、事故調査官を今治に派遣し、乗組員などへの聞き取り調査を行っています。
注目の記事
柏崎刈羽原発 再稼働容認へ…花角新潟県知事が繰り返す『信を問う』姿勢に“変遷”は「私はこの7年間、判で押したように同じことしか言っていません」

謎の恒星間天体「3I/ATLAS」の新たな画像 NASAが複数公開「知的生命体の関与」は否定

「家族がクマに襲われた。血が出ている」クマが突如 頭上の木の上から…顔咬まれた女性は家に駆けこみ…

あま~い誘惑…「別腹」の正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい気持ちに打ち勝つには?医師が解説

【インフルが猛威】北海道内の患者数“警報”に迫る、大規模イベントも背景か…受験生「怖い」「授業に遅れると大変」と危機感 手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を

何者かがいけすに大型肉食魚「アカメ」を放流か...海上保安庁が器物損壊など視野に調べ進める 「何を考えているのかわからない」と業者からは困惑の声【高知】









