愛媛県今治市沖の瀬戸内海で貨物船同士が衝突した事故で、海上保安部は4日の捜索で、海底に沈んでいる船を「せいりゅう」と確認しました。ただ、乗組員2人は依然見つかっていません。
2日夜、今治市沖の来島海峡で、三重県鳥羽市の貨物船「せいりゅう」が、今治市の貨物船「幸栄丸(こうえいまる)」と衝突し、およそ1時間後に沈没しました。
この事故で「せいりゅう」の船長・北井宗祐(きたい・そうすけ)さん(63)と、渡辺侑樹(わたなべ・ゆうき)さん(24)の2人が行方不明となっています。
今治海上保安部によりますと、4日行われた特殊救難隊による潜水捜索の結果、水深57メートルの海底で右側を上にして横倒しになっている船の備品に「せいりゅう」と書かれていることを確認しました。
ただ、船内に繋がる二重扉のうち、内側の扉を開けることができず、中の様子を伺うことはできませんでした。
また、運輸安全委員会は、4日、事故調査官を今治に派遣し、乗組員などへの聞き取り調査を行っています。
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