4日は立春です。

諏訪湖では、今シーズンも「御神渡り(おみわたり)」が現れないまま、毎朝の湖の観察を終えました。

諏訪湖畔では、4日朝も「御神渡り」を判定する八剱神社(やつるぎじんじゃ)の宮司や氏子が湖の様子を見て回りました。

4日朝の諏訪市の最低気温は、平年より2度近く高い氷点下4.1度。

岸辺に薄い氷が張ったものの、湖面に氷は見られませんでした。

宮司たちはこの冬も「御神渡り」が現れない「明けの海」の可能性が高いとして、朝の見回りを終えることにしました。

(八剱神社・宮坂清(みやさかきよし)宮司)「これ以上結氷することは多分無理だと思いますので一応これで明けの海ということで締めくくりたいと思います」

「明けの海」となれば、諏訪湖の「御神渡り」はこれで5シーズン続けて出現がないことになります。

立春の4日は 上田市で11度と3月中旬並みの陽気となったほか、飯田市南信濃で10.8度、松本と伊那で9.5度など、ほとんどの地域で2月中旬から3月上旬並みまで気温が上がりました。