訪問販売で屋根の修理を行う長野県松本市の業者が、山梨県内でずさんな工事を行い、クーリング・オフにも応じなかったとして、山梨県から業務停止命令を受けました。

山梨県によりますと、9か月の業務停止命令を受けたのは松本市里山辺の細沢(ほそざわ)工業で、山梨県内の住宅を訪問して屋根の修理や塗装の契約をしましたが、ずさんな工事を行い、クーリング・オフの通知を受けたあとも金額の返還に応じなかったなどとされています。

山梨県内では、4件の違反行為で223万円の被害が確認されているということです。

また、長野県によりますと、県内の消費生活センターにも同じ名前の業者に関する相談が2020年以降8件寄せられているということです。