宮崎県で行われている巨人キャンプは3日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表の戸郷翔征(22)が同じく侍ジャパンの大城卓三(29)を相手に今キャンプ2度目となるブルペンでのピッチング練習を行った。
前日までの晴天とは打って変わって気温は9℃。ひんやりとした気候のサンマリンスタジアムだったが、スタジアム横の「サンライズブルペン」は熱気に包まれていた。
3月のWBCに出場する侍ジャパンに選出されている戸郷だが、この日はWBC使用球ではなくNPB球で変化球を交えて83球を投げ込んだ。「指のかかりを確かめたかった」とNPB球に比べて縫い目のヤマが低いWBC球は使わずピッチングを行った。当初30球から40球予定だったというピッチングは気づけば80球以上に。「気分よく投げられた」と振り返った。