7月に福岡市で世界水泳選手権が開催されるのを前に、海上保安部や警察などによるテロ対策の合同訓練が、博多港で実施されました。
◆刃物で抵抗するテロリストも想定

2日午前に博多港で行われた訓練には、海上保安部や警察、税関の職員など約110人が参加しました。訓練は船にテロリストが乗っているという想定で行われ、船底に爆発物がないか潜水士が潜って確認しました。

また、甲板では刃物を持って抵抗するテロリストを海上保安部の職員が取り囲み確保する訓練も行われました。
◆新型コロナまん延で3年ぶりの実施

福岡海上保安部 坂本伸男警備救難課長「犯罪者やテロリスト、不審な物件が国内に入ってくることがないように水際対策を各機関がとることが重要だと考えている」

この訓練は、2001年のアメリカ同時多発テロ以降、毎年実施されていましたが、新型コロナの影響で2021年と22年は中止となり、今回が3年ぶりの実施となりました。














