プロ野球は1日、西武を除く11球団がキャンプイン。3月に開幕を迎えるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に向けて侍ジャパンに選出されたDeNAの牧秀悟(24)はキャンプ初日から精力的な練習を行った。

気温22度と沖縄らしい気候となった宜野湾のDeNAでは侍ジャパンの牧が順調な調整を見せた。打撃練習では牧の持ち味でもある右方向への鋭い打球を放った。全体練習を終えると牧は大田泰示(32)、森敬斗(21)らとグラウンドに残り居残り練習を開始した。

居残りではまず打撃練習に向かうとマシンのストレート、マシンのカーブ、打撃投手のボールと3箇所をローテーションで回り、約26分間ひたすらバットを振り続けた。その後は守備練習に移動、疲れ切った体で約10分間ノックを受け、日が傾きかけてきたころに練習が終了した。牧は午前10時から練習を始め、終わったのが午後16時、キャンプ初日から約6時間の練習となった。練習終了後に体の方はと聞かれ「しどいっすね」と苦笑いで答えた牧ですが「初日から慣らしじゃなくて全力で選手一人一人がいけるぐらいの気持ちで今日は凄く充実した一日になったかなと思います」晴れやかな顔を見せた。

3月に開幕するWBCに向けては「限られた時間の中で運動量も、質量も上げていかないといけないと思っているので一日一日を大切に“今日よりも明日”という気持ちでやっていきたい」と話した。