北朝鮮東部のエンジン試験場で、固体燃料エンジンの燃焼試験を実施した痕跡が把握されたとアメリカ政府系メディアが報じました。
アメリカ政府系の海外向け放送「ボイス・オブ・アメリカ」によると、北朝鮮東部・咸鏡南道の「マグンポエンジン試験場」の周辺の草原に黒く焼け焦げた跡ができていることが、「ジェームズ・マーティン不拡散研究センター」が30日に公開した衛星写真から判明しました。
焼け跡はエンジンの試験台からラッパ状に広がり、長さは120メートルに達していたということです。
強力な炎が噴出されたためにできた跡とみられることなどから、固体燃料エンジンの燃焼試験が行われたとの見方を伝えていて、研究センターは「北朝鮮が衛星発射プログラムに固体燃料を使用したことはなく、今回の試験はミサイルプログラム用とみている」などとしています。
北朝鮮は先月、北西部の西海衛星発射場で新たな戦略兵器システム開発に向けた高出力固体燃料エンジンの燃焼実験を行っています。
注目の記事
東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

「下着が触れるだけでびりびり」帯状疱疹の恐怖 65歳以上に予防接種開始される どんな人が対象なのか?その費用は…?

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

水、食料、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表、去年の「南海トラフ臨時情報」発表時から学ぶ対応

【青森県東方沖地震】3メートルの津波って危険なの?津波は海面全体が持ち上がり襲ってくる…「波」と「津波」の違いと、津波が恐ろしい”その理由”

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か









