長野県内の12月の有効求人倍率は前の月をわずかに下回る1.57倍で、3か月ぶりの低下となりました。

長野労働局によりますと、県内の12月の有効求人数は4万8496人、有効求職者は3万933人でともに前の月に比べて減少しました。
この結果、有効求人倍率は前の月を0.04ポイント下回る1.57倍となり、3か月ぶりに低下しました。
製造業を中心に新規の求人が減ったことで、全体の求人が2021年2月以来、22か月ぶりに減少したことが影響したとみられています。
ただ有効求人数が求職者の数を大きく上回っているほか、卸・小売など観光関連業種では求人が活発なことから、長野労働局は「着実に改善が進んでいる」との雇用情勢判断を、8か月連続で据え置きました。