新型コロナの感染状況が落ち着いてきたことを受け、長野県は独自の「医療非常事態宣言」を2か月半ぶりに解除しました。

県は31日、「医療非常事態宣言」を「医療特別警報」に切り替えました。

新型コロナの医療提供態勢の負荷を示す県独自の「医療アラート」は、2022年11月14日から4段階のうちで最も高い「医療非常事態宣言」となっていました。

特別警報への切り替えの目安となる確保病床率は50パーセント。

2022年11月と12月には一時、70.8パーセントにまで上昇しましたが、30日夜8時時点では33パーセント(33.0)まで下がりました。

(阿部知事)「全国の傾向も同じような状況、解除してもいい水準にまで達してきたと思っています」

県は引き続き、換気やマスクの着用など基本的な感染対策の継続を呼びかけています。