人気ロックバンド「シーナ&ザ・ロケッツ」の鮎川誠さんが膵臓がんのため亡くなっていたことが分かりました。74歳でした。

発表文によると、鮎川さんは「昨年5月、膵臓癌が発覚。医者から余命5ヶ月程という宣告を受けました。ですが、みんなに心配をかけたくないという強い希望から一切病気を公表せず、ライブの合間に治療を続けながら全国ツアーを続行しました。」と、綴り「亡くなる直前まで次に出すアルバムの選曲を考えたり音楽制作に没頭しておりました。最期の瞬間までロックに身を捧げた生涯でした。」と、その音楽にかける情熱を明かしています。
通夜・葬儀は、長年暮らした下北沢で、シーナさんと同じ『ロック葬』で行われるということです。

鮎川誠さん



【シーナ&ザ・ロケッツ フェイスブックより引用】

鮎川誠のファンの皆様、関係者の皆様へ
1月29日5時47分、鮎川誠が永眠いたしました。膵臓がんでした。
これまで鮎川誠とシーナ&ロケッツを長年に渡って応援し、愛してくださり、本当に有難うございました。
鮎川は1966年の初ステージ以来、現在まで57年間に渡りノンストップでロックンロールを続けてきました。
昨年5月、膵臓癌が発覚。医者から余命5ヶ月程という宣告を受けました。
ですが、みんなに心配をかけたくないという強い希望から一切病気を公表せず、ライブの合間に治療を続けながら全国ツアーを続行しました。
「自分が死ぬまでの間に1本でも多くシーナ&ロケッツのライブをやりたい」と1本1本のライブに全身全霊を注ぎながら行なってきました。

シーナ&ザ・ロケッツ



昨年には45周年記念ライブを新宿ロフトで開催し、47都道府県ツアー、沖縄・宮古島でのライブ、ロンドンナイトのクリスマスなど、重いレスポールを爆音でかき鳴らし、病があるにも関わらず、いつも熱いステージで昨年のライブ本数はここ数年で最多でした。
昨年末激しい腹痛により一時入院となるも、この1ヶ月間は医師の治療の下、ライブ復帰を目指して自宅で懸命に家族と回復に努めておりました。
亡くなる直前まで次に出すアルバムの選曲を考えたり音楽制作に没頭しておりました。
最期の瞬間までロックに身を捧げた生涯でした。

鮎川誠さん



鮎川誠、そしてシーナ&ロケッツを愛してくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
心からありがとうございました。
通夜・葬儀は、長年暮らした下北沢で、シーナと同じ『ロック葬』で送りたいと思います。
どうぞ当日は皆様、遠い世界に旅立つ鮎川誠に会いに来て最後の別れの言葉をかけてあげてください。

ロケットダクション

鮎川誠さん



鮎川誠の通夜並びに葬儀告別式は下記の通り執り行います。



鮎川誠 ”ロック葬”
葬儀 2月4日 (土)17時~20時
場所 森巌寺 開山堂
*告別式は2月5日 (日)家族のみにて執り行います。

【担当:芸能情報ステーション】