鳥取県東部の山あいにある用瀬町・智頭町・八頭町で、あわせて3世帯7人が孤立状態となっています。

鳥取県によりますと、27日からの降雪による倒木などで県道などが通行止めとなっているため、孤立住宅が発生していて、県などが孤立解消に向けて対応しています。

孤立しているのは3世帯7人で、鳥取市用瀬町赤波の1世帯3人が28日午前9時45分から、智頭町市瀬(板井原)の1世帯2人が28日午前8時から、八頭町茂谷の1世帯2人が28日午後4時40分から孤立状態となっています。

このうち、鳥取市用瀬町赤波の1世帯3人と智頭町市瀬(板井原)の1世帯2人について、鳥取県は30日に孤立が解消する見込みとしています。

なおこれまでに、28日午後5時に鳥取市佐治町の孤立集落(358世帯798人)が解消。29日午前11時に智頭町倉谷(芦津集落の一部)の4世帯7人の孤立状態が解消しました。

29日午後7時現在、鳥取市で25センチ、智頭町で57センチと平年の約4~5倍の積雪となっています。