今が旬の「土佐文旦」と「ウツボ料理」を、発祥の地・高知県土佐市で楽しむイベントが開かれました。22日、土佐市の複合文化施設「つなーで」で開かれたのは、「土佐文旦×うつぼフェス」です。

「土佐文旦」は、1943年、土佐市宮ノ内地区に高知県内で最初に植えられました。また、“海のギャング”と呼ばれるウツボは「土佐市戸波(へわ)地区で初めてタタキにして食べられた」と伝わっていることから、それぞれ“土佐市が発祥の地”とされています。

今が旬の土佐文旦!
ウツボ料理は土佐市で「タタキ」で食べられたのが発祥とされている!


土佐市観光協会が初めて開催したこのイベントでは、土佐文旦やウツボを使った商品が並びました。

会場では、土佐市内の果樹園が育てる20種類の文旦の食べ比べも行われ、大勢の人が土佐市の特産品を楽しんでいました。


■訪れた人
「(発祥が)『土佐市』っていうのは知らなかった。『高知の』っていうのは知ってましたけど…」「同じ文旦とは聞いたけど、全然、味や風味や香りが違っていて不思議な感じでした」

■土佐市観光協会 足達和世 事務局長
「予想以上の来場者で出店者の皆さんもすごく驚いている。『土佐文旦』と『ウツボ』は“土佐市の美味しいもの”として大きな観光資源になっている」


土佐市観光協会は、今後もこのイベントを続けていきたいとしています。