マイホーム手に入れ、理想の田舎暮らしへ
冨宅さんは京都では3DKで月8万円賃貸物件に住んでいました。しかし、今は9DKで広くなり家賃負担がなくなりました。

京都では運送会社のドライバーとしてせわしなく働いていましたが、今は個人事業主としてECサイトを運営する傍ら、2日に1回、除雪車の作業員としてのびのびと働いています。

京都から4か月前に移住 冨宅康幸さん:「今までは、結構、日々仕事だったり周りの環境だったりで疲れていたっていうのはあるんですけど、もうのんびり過ごせて、すごい気持ちも軽くなって、これぞ理想の田舎暮らしみたいな感じで楽しんでます」

すっかり0円空き家での暮らしを楽しむ冨宅さん。

京都から4か月前に移住 冨宅康幸さん:「びっくりしました。水なんてどれも一緒だと思ってたんで」
車で5分ほどいった場所から湧き水をくんできて飲料水や料理に使うのがマイブームです。移住してから4か月、地域の人の優しい人柄にも触れ町を知れば知るほど好きになっているといいます。

京都から4か月前に移住 冨宅康幸さん:「地元の方からは何もないとこでしょって言われるんですけど、普段の生活、食べ物がおいしいとか住み心地がいいとかっていうことを考えると、すごい魅力な県だなと感じています。来てよかったなって」



上市町によると「0円空き家バンク」のように双方に補助金を出しているのは現在、上市町だけだということで全国の先進事例として注目を集めそうです。