49年ぶりに青森県で開催され、県内外から80万人が訪れるスポーツの祭典「あおもり国スポ」の開幕まで、いよいよあと5日です。

すでに会期前競技では熱戦が繰り広げられていますが、天皇皇后両陛下がご臨席する総合開会式での幕開けに向けて、熱気が高まってきました。

10月10日の総合開会式1週間前の3日には、会場となる青森市のマエダアリーナでリハーサルが行われました。

式典や演出の一部は当日まで明らかにされませんが、県の職員や式典に参加する団体などが当日の流れを確認しました。

青森県 宮下宗一郎 知事
「第80回国民スポーツ大会『青の煌めきあおもり国スポ』が総合開会式の日を迎えました…」

天皇皇后両陛下がご臨席する国民スポーツ大会は、2年前に国民体育大会から名称が変更。青森県での開催は1977年の「あすなろ国体」以来49年ぶりで、選手団や観客など県内外から約80万人が訪れます。

49年前のあすなろ国体で「炬火リレー」の最終走者を務めた男性は、思い出として強く胸に刻まれ、再び炬火台に火が灯る日を心待ちにしています。

あすなろ国体の炬火ランナー 齋藤信哉さん(67)
「ご縁があって、49年ぶりに再会することができました。今こう見て、感動の一言に尽きる」

1977年のあすなろ国体で炬火リレーの最終ランナーを務めた齋藤信哉さん。

当時の炬火台が県総合運動公園の解体に合わせて、八戸市に移設。それを記念した式典に八戸市の教育長として出席しました。

1977年の「あすなろ国体」当時の実況
「炬火リレー最終ランナーの齋藤信哉 選手が炬火台に到着し、34段の階段を一段一段踏みしめるように力強くのぼって行っております」

炬火台は、中居遺跡で出土した縄文土器をモデルに制作されて、あすなろ国体ではアスリートの熱戦を見届けました。

木造高校陸上部のキャプテンだった齋藤さんも炬火に照らされた1人でした。

あすなろ国体の炬火ランナー 齋藤信哉さん(67)
「約300mを走って、階段を上って点火と…。その流れが、あっという間に時間が過ぎてしまった。しかも、これでもし失敗したらどうしようかなと、そういうことも考えながら走った」

49年前の記憶は、今なお齋藤さんをはじめ多くの人の胸に強く刻まれています。

「あすなろ国体」から「あおもり国スポ」へ―。
半世紀ぶりのスポーツの祭典の開幕まであと5日です。

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