プロ野球・オリックスの山本由伸(24)が27日、大阪市内の球団施設で自主トレを公開した。3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに選出されている山本は、WBC使用球でキャッチボールを行うなど調整を進めた。
昨シーズンは2年連続で“投手4冠”を達成し、チームの日本一に大きく貢献。この日は1球1球確かめるように投球練習を行った山本は「練習用に大リーグのボールをもらってたので、そのボールでずっとやりました。試合ではまだ投げてないですが、キャッチボールやブルペンでは違和感なく投げられたかと。変化球とかはなんとなく曲げやすいです」と球の感触は良好のようだ。
前日のWBC最終メンバー発表では、侍ジャパン・栗山英樹監督(61)が「とにかく世界一を目指す」と優勝を宣言。
先発のローテーションとして期待される山本は「WBCは大切で、特別な大会だと思っています。とにかく世界一を目指してチームの力になれるようにしたい。レベルの高い試合に出られるのは選手としてうれしいですし、全ての意味において楽しみです」と語った。
さらに今シーズンの目標について「去年は日本一を取って達成感があり、今年もそこ(優勝)に向けてやりたいですし、個人としては1試合1試合しっかりやるだけです」と強く意気込んだ。