2017年5月、福岡県北九州市小倉北区でアパートに火をつけ、6人を殺害、8人を殺害しようとした罪などに問われている男の裁判が5日、福岡地裁小倉支部で始まり、男は起訴内容を否認しました。

住居侵入、現住建造物等放火、殺人、殺人未遂の罪に問われているのは住居不定無職の井上浩二被告(58)です。
起訴状などによりますと、井上被告は、2017年5月7日午後11時すぎ、北九州市小倉北区清水のアパート「中村荘」に侵入して火をつけ、住人の
岩﨑優さん(当時60)
河野正裕さん(当時77)
中本繁さん(当時84)
三田信貴さん(当時65)
三浦康治さん(当時73)
木下哲男さん(当時55)
を殺害し、ほか8人を殺害しようとしたなどの罪に問われています。

5日、福岡地裁小倉支部で開かれた初公判で、井上被告は「私は関係ありません」と起訴内容を否認しました。
この裁判では
・中村荘の火災が放火によるものだったか
・その犯人が井上被告なのか
が争点となっています。

検察側は冒頭陳述で、井上被告が同じ時期に住んでいた住人に管理会社への不満を漏らし、「火をつけようか」と話していたと主張。
一方、弁護側は「放火以外が原因だった可能性もある」として、無罪を主張しました。

公判は予備日を含め、22回行われる予定で、判決は来年1月14日に言い渡される予定です。














