新たな心境の変化…自分の経験を伝えていく

▶脳梗塞について語る鈴井貴之さん【次の画像へ】

自分よりも、人のために何かっていうことを考え始めていますね、おそらく、これは病気がきっかけですね。

病気だけでなく、年齢的なものもあって、自分の限界というのもある程度わかって、もう自分の欲とか高い目標を掲げてやっていこうという年齢でもなくて。

そんなときに病気になって、病に伏して、いろいろ自問自答する時間を得られて、今までやってきたことを誰かに伝えていこうかとなりました。

具体的には、田舎暮らしをしてきた経験だとか、僕自身が演劇というフィールドでずっと長年やってきたことを、これまでは事務所という組織の中でしか伝えていませんでしたが、これからは演劇をやっている若手の劇団の方など、事務所の枠を超えて広い視野で自分の経験を伝えていきたいなと。そんなことはちょっと考え始めています。

「自分が今まで培ってきたノウハウで、他の人のために何ができるんだろう」「『あの人に教えてもらった』みたいなものを残せるなら、それも役目なのかな」と。