たばこも酒もやめた「僕ってそういう人間だったんだ」

入院して3〜4日経ち、リハビリもして、手足を動かしたりすると、日に日によくなってるなというのがわかりました。これは1週間ぐらいで、退院になるんじゃないかなっていうふうには思いました。

「前兆」について、あらためて思い返すと、後々いわれたのは、やっぱり、「ちょっと血圧が高め」という診断はこれまで受けていました。一時期は、血圧を抑える薬を飲んでいた時期もありました。

だから、普段から血圧が高いというのは、ちょっとした原因になっていたのかもしれないというのと、あとお医者様にいわれたんですけど、「定期的に血圧測ってますか」「血圧高めの方は測っていないとだめですよ」というふうには言われたんで、やっぱり普段から気にした方がいいのかなと思いましたね。

脳梗塞の原因ははっきりしていないとはいえ、やっぱりお医者様から一番言われたのは、「たばこはだめですよ」。そして、節度ある生活とか睡眠時間、アルコールですね。

「お酒は飲みますか?」と聞かれて「いや、浴びるほど飲みます」って答えたら、「浴びるほど飲む飲み方はやめてください」と(笑)。実際には適度には飲んでいいっていうことらしいですけど、そんなに飲むなら「やめなさい」と言ってちょうどいいでしょう、と。

ですから「たばこもやめました。それ以来、もうお酒も、今のところ1滴も飲んでいない」っていう…。

それもまた、自分自身がっかりなんですけどね(笑)。「なんか僕ってそういう人間だったんだ」って。「病気なんて関係ない、たばこ吸って死んでもいいよ」って吸うのかなと思ったら、ちゃんとやめました。「そっか、そういうもんなのかな」という感じです。

お酒を飲まないと本当に規則正しい生活になりましたし、お酒を飲まないと早寝早起きになりました。夜、お酒を飲まないので、車も運転できますし。田舎暮らしもしているので、お酒を飲むときは、家から出ないぞという覚悟をして飲まないといけなかったのが、行動範囲も広がりますし。

二日酔いもしないし、朝シャキッと起きて、ちゃんと生活している。「今さら何この規律正しく生きてどうすんだよ、みたいな。もっと早くからやっておけよ」という感じですよね。

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【取材時期】 2026年9月下旬