米軍普天間基地の辺野古移設工事で、軟弱地盤への対応で先送りしていた護岸工事に向け沖縄防衛局は、3日午前8時半ごろ、海底に沈める「ケーソン」を制限区域内に搬入しました。

長さ50メートル、幅20メートル、高さ15メートルの5階建てに相当する「ケーソン(ハイブリッドケーソン)」は、鋼材と鉄筋コンクリートでできた資材です。

沖縄防衛局はケーソンを大浦湾側の「海上ヤード」に仮置きしたあと、近く、海底に護岸を造る工事に着手する方針です。

設置場所の海底には捨て石が敷き詰められ、今後ケーソンを海底に沈めて設置し、固定。完成したケーソン式護岸の内側に土砂を投入し、埋め立てを進める計画です。

ケーソン式護岸の設置をめぐって沖縄防衛局は、当初2018年度中に着手する計画でしたが、設置場所に軟弱地盤が広がっていることが分かり、工区の見直しや地盤改良工事が必要になるなどして、計画を先送りしていました。

「移設容認」を掲げる古謝新知事が9月30日、就任してから初めての動き。関係者は今後工事がますます加速すると話すなど、工事は新たな局面を迎えます。