寒波の影響で水道管の漏水が相次ぎ、水道水の供給量が大幅に増えたことを受けて、新潟市は28日の夜から29日の朝まで中央区や西区などのおよそ2万5600戸で計画断水を行うことを決めました。

新潟市によりますと、最強寒波が県内を襲った24日から27日午後4時までに、水道管が凍結したり、破裂して漏水したりする事案が1832件報告されています。

【新潟市水道局 帆苅功 部長】「1月23日と比べて、通常の約3倍の排水量が出ております」

浄水場から家庭などに供給される水の量は、西区の青山浄水場や秋葉区の満願寺浄水場で通常のおよそ3倍、西蒲区の巻浄水場ではおよそ4倍に増えているということです。

このため、新潟市は28日午後10時から29日朝6時までの8時間にわたり計画断水を行うと決めました。