全国で相次いでいる組織的な強盗や窃盗事件。熊本県内で発生した事件と関連はないのか、そして私たちが身を守るすべを取材しました。
1月19日に東京・狛江市で発生した強盗殺人事件など、全国では同一グループによる犯行とみられる強盗や窃盗事件が相次いでいて、そこには実行犯に指示を出す「指示役」がいたことが分かっています。

県内では2022年9月に長洲町の住宅に男3人が押し入り、夫婦を粘着テープで縛りけがをさせ現金130万円などを奪ったとして、男3人が逮捕・起訴されました。
複数犯で在宅中を狙うなど共通点もありますが、この強盗傷害事件と東京の事件に関連はないのか熊本県警の複数の幹部を取材すると…

「指南役などもなく事件との関連は今のところない」
関係性を否定しました。
一方で、強盗事件は県内でも後を絶たず、殺害されるケースも起きています。

記者「現場は国道沿いにある住宅で、現在も警察による捜査が進められています」
2021年5月、熊本市南区の住宅で男性が殺害されているのが見つかり金庫がなくなっていました。男性の死因は窒息。両手足を紐で縛られていて、犯人は別の建物に置いてあった家のカギを利用し侵入したとみられています。
警察は複数犯による「強盗殺人事件」とみて捜査していますが前進は見られていません。さらに…
記者「現場は小学校近くの静かな住宅街です。この規制線の奥で隣人に助けを求めた男性が血まみれになっていたということです」

2011年に熊本市中央区の住宅街で起きた強盗殺人事件。犯人の男が夫婦をナイフで刺し、妻は死亡し夫は重傷を負いました。
男は家のカギを開けさせるためインターホン越しに次のように言ったといいます。
「家の壁に車をぶつけた。見てほしい」
そして、玄関の扉を開けた直後、犯行に及びました。
もはや他人事ではなくなったこうした被害から身を守るには、どうしたらいいのでしょうか?














