子どもたちからの質問に真剣解答「自分たちの人生につなげてくれたら」

京極小学校を訪れた小野伸二さん

Q.小さい頃の夢は何ですか?

僕が生まれたのは1979年なんだけど、Jリーグ自体がプロ化したのが1993年。まだみんな生まれてないね。それまではっきりした自分の目標だとか、夢っていうのを持てなかったんだけど、唯一「世界一の選手になりたい」と思っていた。世界一っていうところは目指すことができるので、その目標を自分で立てました。

1986年、僕が7歳の時にメキシコワールドカップがあって、そこでマラドーナというすごい選手を見た時に「こうなりたいな」「こういう選手になりたいな」って。

その選手が有名だからそう思ったんじゃなくて、その人が楽しそうにサッカーをやっていて、それを見てたらすごくこうワクワクした。「大きくなったら僕もこうなりたいな」って。みんなをこう思わせたいなって感じたのがきっかけです。

その後、1993年にJリーグが始まったんだけど、僕が中学校2年生のとき。

今じゃ多分いないと思うんだけど、僕は10人兄弟。だから裕福な家庭ではなかったけど、お父さんお母さんが頑張って働いてくれた。プロになったらお金がもらえます。サッカーやってお金がもらえるんだよ、最高じゃない?自分が好きなことやっているのに、向こうからお金がいただける。一石二鳥でしょ。

自分がサッカーでお金を稼いで、自分のお父さん、お母さんを楽にできるなって思ったのが中学校2年生。Jリーグでは当時1億円もらっていた選手がいたんですよ。夢があるでしょ?

自分が好きなことを突き詰めてやると、それだけ頑張った成果があるというのが僕の中にあった。それが夢につながったのかなって思います。