1年間の自給自足生活で故郷の歴史を伝える
映画の舞台は、明治期の十勝。開拓のためにやってきたある農家の1年を描きます。
幕別町出身 逢坂芳郎監督(46) (8月撮影)
「OK、そのままいこうか」
脚本と監督を務めるのは幕別町出身の逢坂芳郎監督です。
2024年には昭和30年代の十勝を舞台にした短編映画「馬橇の花嫁」を制作。故郷の歴史や当時の風習を描きました。
幕別町出身 逢坂芳郎監督(46)
「もう少し昔の北海道を舞台にした歴史・文化が伝わるような映画を作りたい」
しかし、撮影はまだ半年ほど先。
脚本も完成していない中、俳優たちは馬を使って畑を耕し、自分たちで育てたソバを収穫するなど、当時の暮らしに身を置いています。
幕別町出身 逢坂芳郎監督(46)
「実際の畑を1年耕して育てて収穫してみることをやってみよう。それ自体が映画のセットを作る作業になり、俳優の役作りにもなる」
映画に出演予定の三橋英夢さん(26)も生活拠点を幕別町に移し、当時の暮らしぶりを体感します。
俳優 三橋英夢さん(26)
「もちろん俳優として役作りで必要という気持ちもあるんですけど、北海道がもともと好き。生きるために生きている」
新作には地元・幕別への思いが込められています。
幕別町出身 逢坂芳郎監督(46)
「”映像としてない記録”を再現して、映像として人々に伝える。それが映像の役割なんじゃないか。そういう映画を作るなら、生まれた故郷で映画を作って残したい」














