海運会社などで作る日本船主協会の長澤会長は、ホルムズ海峡やバブ・エル・マンデブ海峡について「とても入れる状況ではない」との認識を示しました。

日本船主協会 長澤仁志 会長
「現下の情報では、なかなか日本の海運会社として、ホルムズへ入っていくという判断はできない」

日本船主協会の長澤会長は30日に行われた会見で、湾内に留まる3隻を除き「通過準備が整った日本関係船舶は全てペルシャ湾を出ることができた」としました。

一方、ホルムズ海峡へ入ることについては「安全が完全に確保できると確認された段階で、それぞれの社の判断で入ることになる」としたうえで、現在の状況については「とても入ることができない」との認識を示しました。

イエメンの親イラン武装組織・フーシ派が支配したと主張するバブ・エル・マンデブ海峡についても、フーシ派が攻撃対象としている「サウジ関係船」の定義が不明瞭だとしたうえで「とても行ける現状にない」との認識を示しました。

長澤会長はまた、こうした一連の中東情勢を踏まえ「少しでもいい方向になんとか向かってほしい」と強調しました。