アメリカの地方議会の議員などが長野県千曲市の中学校を訪れ授業を見学しながら生徒たちとの交流を深めました。


戸倉上山田中学校を訪れたのはアメリカの地方議員など5人で、一緒に英語の歌をうたったりスポーツをしたりするなど生徒たちと交流しました。

ちょうど英語の授業中だった1年生の教室を訪れると…。

先生の思い付きで突然、英会話の時間が始まりました。

「なんて話せばいいかわからなくてとても緊張しました」
「多分これからもそんなないような経験なのですごい特別な機会となりました」

交流事業は東京の日本国際交流センターが1973年から行っていて、日米の議員などが両国を行き来して関係を深めることを目指しています。

50周年を迎える今年はアメリカの議員などが1月21日からおよそ1週間東京と長野を訪問し、日本の各業界のリーダーとの交流や地方ならではの文化の体験をしています。

(元アイオワ州議会議員・レネー・シュルティさん)
「子どもたちが真摯に勉強に向き合っていることがとても印象的で、この年の子どもたちがこんなに一生懸命勉強しているというのはとても素晴らしいこと」

ウクライナ情勢やアジアの安全保障環境が緊迫する中、日本国際交流センターでは
今回の交流事業を通じて日米の信頼関係を強固なものにしていきたいとしています。