
この日、天候を考慮し、当初の競技スケジュールが大幅に繰り上がって開始された。そんな中、予選トップだった堀米は1本目から大技の新トリックに挑戦し1位に立った。続く2本目でもまたしても新トリックを披露、会場の観客を驚かせた。しかし3本目は雨が降ってきたため中止になり、五輪王者がX GAMESで3年ぶり2度目の優勝を決めた。
堀米は試合後「東京五輪後で初の試合が日本開催のX GAMESで、すごいプレッシャーと緊張があったが、新しいトリックも決められて、スケートボードの楽しさを伝えられたかと思う」と笑顔で話した。
また女子ストリートでは、東京五輪で銅メダルを獲得した中山楓奈(16)が自身2度目となるX GAMESの舞台で銀メダルを獲得、初の表彰台となった。
