2025年、山口県岩国市の住宅に侵入し、女性(当時19)に性的暴行を加えようとしたとして、住居侵入と不同意性交等傷害の罪に問われた男の裁判員裁判で、山口地裁は25日、拘禁刑6年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、岩国市に住むベトナム国籍の建設作業員の男(33)です。

判決などによりますと、男は2025年7月、岩国市に住む女性の自宅に無施錠の玄関から侵入。寝ていた女性の顔にブランケットをかぶせ、上から押さえつけるなどしたうえ、胸や下半身を触り、わいせつな行為をしようとしましたが、女性が抵抗したため目的は遂げませんでした。女性は、顔などに全治およそ1週間のけがをしました。

25日の判決で山口地裁の溝田泰之裁判長は、男が以前から女性の部屋の明かりなどを見て在宅しているか確認したり、室内をのぞいたりしていたこと、犯行当日も女性が1人でいることを確認して、侵入したことなどを指摘。

最も安心できる場所である自宅で被害を受けた女性の精神的苦痛は大きく、尊厳を踏みにじる悪質かつ卑劣な犯行などとして拘禁刑6年の実刑判決を言い渡しました。求刑は拘禁刑7年でした。