先週、関東地方に記録的な大雨をもたらした台風25号について、地球温暖化の影響で雨量が増加していたことが国際研究グループの分析で明らかになりました。

国際研究グループ「クリマメーター」は、台風25号と似た気象状況になった過去の事例を年代ごとに比較し、地球温暖化によって雨量などがどの程度変化したのかを分析しました。

その結果、台風25号のような気圧配置のときには、東京や千葉など関東周辺で雨量が5%から15%程度増えていることがわかったということです。

研究チームは、この要因として、気温の上昇に伴って大気中に含まれる水蒸気が増えたことを挙げていて、先週の台風25号でも温暖化によって雨が強められたと分析しています。

そのうえで、「人口が密集する都市では、気候変動で雨量が数%増加するだけでも、人や資産への影響が許容できる限界に近づく」とコメントしています。