29日、山口県上関町の町長選挙が告示され、これまでに新人と現職の2人が立候補しました。

使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画が浮上してから初めての選挙で、計画をめぐる姿勢が大きな争点となる見通しです。

これまでに立候補したのは届け出順に、
新人の原康司候補(54)と
現職の西哲夫候補(79)の2人です。

原候補は陣営発表で100人を前に第一声を上げました。

原康司候補(無・新)
「原子力施設の財源があろうがなかろうが、どうやってこの町が自分の足で立って、そして自立していけるか。その町のグランドデザインをしっかりと議論しないといけない」

原候補は建設計画への賛否を争点にしないとしています。最大の課題はまちづくりとして、対立ではなく対話を掲げ、町政を変える千載一遇のチャンスと訴えました。

西候補は陣営発表で350人を前に第一声を上げました。

西哲夫候補(無・現)
「中間貯蔵施設をここに持ってくることによって移住者を増やし、そして公金、税収が入ってきます。それを皆さんの生活を支えるため使っていただきたい、使っていく」

西候補は前回、2022年の町長選で原発推進の立場で初当選しました。中間貯蔵施設を町の財源確保につなげ、人口減少対策や産業振興などに取り組むと訴えました。

今回は原発建設計画が浮上後11回目、中間貯蔵施設の建設計画が浮上してからは初めての町長選挙です。

投開票は10月4日です。9月28日現在の有権者数は1905人となっています。