バレーボール女子日本代表の佐藤淑乃(24)が今季の日本代表の活動を終え28日、“新天地”イタリアへ出国した。イタリア・セリエAのヴェロ・バレー・ミラノに移籍する佐藤は「楽しみな気持ちが結構大きいんですけど、少し不安もある感じ」と今の心境を語った。
代表2シーズン目となった今季は“若きエース”として、6月から始まったバレーの世界三大大会の一つ『ネーションズリーグ』、8月のアジア選手権、そして9月のアジア大会まで約3か月間国際大会を戦ってきた。「チームとしてどうやって勝つかというところも、今年の代表の課題だったと思うので、そこは目を向けながらやっていきたいなと思ってます」と代表期間中にチームで出た課題に向き合うと話した。
ネーションズリーグでは全体10位の193得点(チーム3位)をあげた佐藤。アジア選手権では72得点、アジア大会の中国との決勝でもチーム最多の14得点とチームの攻撃を担ってきた1人。しかし、思うような結果にはならず悔しい思いをしたという佐藤は、「まずやっぱりこのイタリアの期間で、自分のプレーを成長させて、オフェンス面も安定したプレーを常にだせるようにしていきたいなと思います。世界トッププレイヤーの選手がたくさんいる中でバレーボールができるので、本当に毎日練習でもいろんな刺激がもらえるんじゃないかなというところがすごく楽しみなので、自分からコミュニケーションを積極的にとっていきたい」とトップクラスの環境での成長を述べた。
初めての海外での挑戦となる佐藤。これだけは持っていきたいものを問われると「いっぱいあるんですけど・・・ゆっこ(和田由紀子)のクッション(笑)」と答えた。キャプテン石川真佑(26)を筆頭に佐藤と共に日本代表をけん引してきた、同い年の和田由紀子(24)も2026-27シーズンからイタリア・セリエAの「ブスト・アルシーツィオ」に移籍する。
「(イタリアに)自分以外に3人(和田の他に関菜々巳、秋本美空)いるので、本当にリーグ戦の中で戦うことも多いですし、その中でも刺激をもらえるんじゃないかなと思いますし、あとオフの日とかも一緒に過ごせるメンバーがいるのはすごいありがたいなと思ってます。(クッションは)ベッドかソファに置いて、ゆっこが泊まりに来たときはそれで寝てもらいます(笑)」と話した。
2025-26シーズンのSVリーグMVPを獲得した佐藤。憧れの海外リーグへの挑戦に「学生のころから目指してた場所なので、そのリーグで戦えるっていうところがまず嬉しいですし、その中でもしっかり結果を残せるようにしていきたいなと思ってます。オフェンス面で、海外の高さのあるブロックに対してどう自分が見せるかという部分は、いろんな引き出しを持って帰ってきたいなと思います」と笑顔で意気込んだ。

















