“ビッグクラブ”を楽しむ中村敬斗 フランスで研ぎ澄まされる戦術的柔軟性

フランスの名門『リヨン』へと足を踏み入れた中村敬斗。「戦術も全く違うサッカーをやっているので、今やっていて楽しい」と弾んだ声で答えたのが印象的だった。

代表キャリアも3年半〜4年を数え、主軸としての立場を固めつつある中村。

「チームを引っ張っていけるような存在になれれば」

異なる戦術思想や個の強さが求められるリーグ・アンでの日常は、彼のプレースタイルにさらなる幅と深みを与えている。密度の高い相手の守備ブロックを破る鍵は、中村の足元にある。

「自分のレベルアップがチームの支えに不可欠」鈴木彩艶が背負う自覚

英プレミアリーグ『アストン・ヴィラ』に移籍した鈴木彩艶。世界最高峰の舞台に身を置き、最後尾からピッチ全体を見渡す。「いい経験が早い段階からできている」と語るその表情には、欧州でのタフな戦いを潜り抜けてきた落ち着きが漂う。

「これからの代表でどういった存在になりたいか」という問いに対し、鈴木は強い言葉を返した。

「やっぱり自分がチームを引っ張っていかなければいけない存在。後ろからチームを支える部分では、自分のレベルアップがチームの支えに不可欠」

ビルドアップの起点としての足元の技術、そして圧倒的なセービング力。W杯優勝という高い目標を掲げる日本代表において、20代前半にして最後尾からチームを鼓舞する鈴木の存在は、すでに欠かせないピースとなりつつある。