文化財防火デーの26日、長野市の善光寺で火災を想定した消防訓練が行われました。


訓練には善光寺の職員や消防などおよそ170人が参加。
震度7の地震により山門近くの案内所から出火し、本堂に燃え移る恐れがあるという想定で行われました。
訓練では、本堂にいる参拝客を善光寺の職員が誘導して避難させたり、山門に取り残された人を15メートルのはしご車を使って救助しました。
(中央消防署・永井正志署長)「善光寺は市民の拠り所・宝なので今後、地元善光寺そして我々一体となって、保護していくんだという意識の中で取り組んでいきたい」
文化財防火デーは、1949年1月26日に奈良県の法隆寺で起きた火災をきっかけに定められ、全国各地で文化財を守る活動が行われています。