就職活動が本格化するのを前に、専門学校生が企業の”生の声”を聞くイベントが高知市で開かれました。
イベントを開いたのは高知市で3つの専門学校を運営する学校法人龍馬学園です。本格的な就職活動がスタートするのを前に、生徒の資格やスキルと企業のニーズとのマッチングを図る機会になればとこの時期に開催しています。高知市のオーテピアで開かれたイベントは、感染防止対策として会場を3つの部屋に分けるとともに、午前と午後にそれぞれ時間帯を設け行われました。
龍馬学園によりますと昨年度、3校の卒業生の就職率は98.4%、今年度もほぼ変わらない水準だということです。26日は会計やセールスマネジメント、建築インテリアなどを専門として学ぶおよそ280人の生徒が参加し、県内外の企業が設置するブースで、それぞれの取り組みや求める人材などについて熱心に説明を聞いていました。
(参加者)
「ブライダル業界も考えているのですが車のディーラーに行きたいという気持ちもあり、2つの業界で迷っています。第一はやっぱりお客様と接するお仕事なので自分もコミュニケーションを取れる場で働きたいと思っているのでわかりやすい話が聞けて良かったと思います」
「お客さんとのかかわり方とかコミュニケーションの大事さとかいろいろ話聞けて良かったと思います」
「炎が出るような熱い気持ちで就活頑張っていこうと思います」
コロナ禍でも実際に目を見て話す対面式にこだわり開催された今回のイベント。生徒たちにとって、将来の選択肢を決める貴重な機会となったようです。