宮崎県は、カンショなどに被害をもたらす病害虫「ムツスジアシナガゾウムシ」を県内で初めて確認したと発表しました。

宮崎県総合農業試験場によりますと、今年8月26日、県南西部のカンショほ場で茎と葉が食べられたり、枯れたりする被害が確認され、ほ場からゾウムシを採取。

農林水産省にゾウムシの種類の確認を依頼したところ、ムツスジアシナガゾウムシであることが分かりました。

ムツスジアシナガゾウムシは、幼虫が茎の中で成長し、さなぎから羽化したあとに穴を開けて外に出るため、被害があったカンショでは、茎に成虫が開けた穴が、葉に筋状に食べられた跡があったということです。

ムツスジアシナガゾウムシが県内で確認されるのは、初めてです。


ムツスジアシナガゾウムシは、カンショやエンサイ、ヨルガオなどに寄生する害虫で、成虫になると、じゃがいもや大豆、それに、ピーマンやごぼうなどにも害を与えるということです。

宮崎県総合農業試験場は、発生が確認されたカンショのほ場や周辺に収穫した際のくずなどを放置しないなど防除対策を呼びかけています。