黒石市(青森県)が市街地中心部にあるデパートの跡地に行政窓口などがある市民サービス施設を建設することを決め、26日安全祈願祭を行ないました。
市民サービス施設が建設されるのは黒石市中心街にあり2005年に閉店した旧大黒(だいこく)デパート跡地です。26日行われた安全祈願祭では高樋憲(たかひ・けん)市長らが鍬入れをしたのに続いて、参列者の代表が祭壇に玉串をささげ、工事の無事を祈願しました。新たな施設は鉄骨造り2階建ての本棟と木造平屋建ての横町棟が建設されます。住民票や印鑑登録、それに国民年金などの行政窓口をまとめているほか、約300人が収容できる多目的会議室や子育て世代向けのエリアも設けています。
※黒石市 高樋憲市長
「市役所庁舎が(震度)6強で倒壊する可能性があるので、市民の安全を考えると早く完成し市民が安心してサービスを受けられる施設にする。市民の皆さんにも大いに歓迎してもらえると思う」
黒石市の市民サービス施設は21億5000万円余りをかけて建設され、2024年7月に開館する予定です。














