「国会を官邸の意のままに操りたい」?高市総理の「国会戦略」の思惑?
一方、内閣改造に先立って行われた自⺠党の役員人事では異例の抜擢もありました。
麻生太郎副総裁や鈴木俊一幹事長らが留任した一方、交代したのは国会対策委員長。過去には二階元幹事長や岸田元総理なども担った重要なポストですが、そこに40代で大臣経験もない村井英樹氏が就任するのです。

自民党 村井英樹 新国対委員長
「高市政権が進める・掲げる政策を、国会の場で円滑かつ建設的に実現していきたい」
掲げたのは「円滑」な国会運営。どう読み解けばいいのでしょうか。

政治ジャーナリスト 後藤謙次さん
「(高市総理は)国会を官邸の意のままに操りたい思いに駆られたんだと思う。その象徴が、村井英樹さん。高市さんの『国会嫌い』はつとに有名だが (村井氏の)国会運営の仕方がいかにも高市さん好み」

国対委員長は、野党側と国会の審議時間などを調整する役割ですが「“国会への出席を減らしたい”高市総理の意に沿うような動きが期待されている」と後藤さんは指摘します。
参議院でも“憶測を呼ぶ”人事がありました。野党との交渉の要だった石井準一参院幹事長が交代することになったのです。
高市総理(16日)
「参議院の役員の人事権は私にはございません。参議院会長がお決めになったと承知しています」

高市総理は介入を否定しますが、後藤さんは「総理の意向を汲んだ」参院会長が石井参院幹事長を交代させたとみています。2026年3月、予算の年度内成立にこだわっていた高市総理は、石井氏が野党と調整して審議時間を確保したことを問題視したというのです。

政治ジャーナリスト 後藤謙次さん
「はじめから暫定予算が当たり前という常識のなかで、なんら石井さんに非がないにもかかわらず、(高市総理は)そのやり方が気に入らないと。衆参の国会運営そのものを官邸主導、官邸直結型(にしたい)」
次の国会、そしてその先の総裁選まで見据えた駆け引きが始まっています。














