残された“二つの道” 核による人類破滅の道も

ルイバコフ氏:
だから考えてほしいのです、一日一日と、平和にたどり着くことがますます難しくなっているということを。

私たちには、大きく二つの道しかありません。

一つは、平和にたどり着き正常な関係に戻ること。

互いに殺し合うのをやめ交渉のテーブルについて、安全保障、領土の一体性、言語、地雷除去、経済復興、被害を受けた人々の社会復帰、亡くなった人々の家族への支援といった問題について話し合えばいいのです。

これは非常に複雑な問題であり、長い時間をかけて話し合う必要があるでしょう。しかしその間は互いに殺し合うのをやめ、新たな人々を傷つけるのをやめてほしいのです。

もう一つの道は交渉と平和を選ばず、核による破滅へと向かうことです。

そうなれば人類は終わりを迎えます。政治家たちの先見性の無さによりそのような事態になれば、影響を受けるのはロシアとウクライナだけではありません。地球上の全ての人々です。

それは止めることのできない連鎖反応となり、核兵器の性質上、世界全体を巻き込むことになります。 ごく短期間のうちに人類文明は滅びることになるでしょう。そうなれば誰が始めたのか、誰が正しく、誰に責任があったのか、誰がどのボタンを押したのか、国境線がどこにあったのか、誰が誰に何を証明しようとしていたのか…。そんなことについて議論する人は、誰もいなくなるのです。

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プーチン政権側による圧力の実態や泥沼化する侵攻がロシア社会と世界に与える影響などについて、「ヤブロコ」のニコライ・ルイバコフ代表に聞いた単独インタビューの連載記事を配信中です。全4部で、本記事は第3部です。(1部2部3部4部