攻撃は「より強硬にし、より残酷に、より攻撃的にするだけ」
ーー 一般のロシア国民はどのような不安を抱いていますか、国民生活への影響は?
ルイバコフ氏:
人々は将来に不安を抱いています。10年後、15年後、20年後のことではなく、明日、何が起きるのかさえ分からないからです。明日どうなるのか、政権がどのような決定を下すのか誰にも分かりません。
そこで、先ほどのご質問とも関連しますが、この機会に、これを読んだり見たりするすべての方にお伝えしたいことがあります。そして、その中に政策決定に関わる人たちもいることを願っています。
非常に危険な考え方があります。それは、ロシアへの攻撃、ロシア領内の奥深くへの攻撃、インフラへの攻撃、そしてそれに伴うロシア国内での人命の損失によって、プーチン大統領やロシア政権を交渉のテーブルにつかせ、より譲歩させることができるという考えです。

しかし、こうした考えはクレムリン内部で起きていることや、ロシアでどのように意思決定が行われているのかを根本的に理解していないことから生まれています。
現在行われている攻撃はロシア政権をより強硬にし、より残酷に、より攻撃的にするだけで、交渉をさらに遠ざけています。ですから、こうした出来事や行動が増えれば増えるほど影響はより深刻になり、交渉の席につき、交渉を始めることはますます難しくなります。














