石川県小松市の社会福祉施設に設置された井戸から、発がん性が懸念される有機フッ素化合物「PFAS」が国の基準値を超えて検出されたことが分かりました。
小松市によりますと、水道法に基づいて施設が今年7月と8月に行った2回の調査で、井戸水から国の基準値の1.16倍と1.34倍のPFASが検出されたということです。
施設では小松市から供給を受ける水道水のほかに、施設内だけで使用する井戸水を併用して使っていますが、外部へのPFASへの流出はないということです。入所者への健康被害もこれまでに確認されていません。施設ではすでに井戸水の使用を中止し、すべて水道水に切り替えたということです。
小松市は施設側の不手際でPFASが検出されたわけではなく、建物ができる前に何らかの理由でPFASが土壌に染み込んでいたことが原因としています。一方で市は、施設から概ね500メートルの範囲に住む住民に対し、井戸水の使用を控えるよう周知するとともに、今後、周辺に井戸があるかや利用実態を調査した上で、石川県が水質調査を行う予定です。














