こども園に誕生した「えんじょい組」 園児との交流で活力アップ
続いて、カメラが向かったのは胆振の北海道安平町。
こちらのこども園に、2025年、新しいクラスが開設されました。
高齢者クラス登園
「(私が)一番乗りですか?」
園の先生
「そうです」
65歳以上が対象の、その名も「えんじょい組」
出席帳にシールを貼ったら、まずは血圧を測って健康チェックです。
高齢者
「上も下もちょっと高いかな」
園の先生
「きょうの『えんじょい組』は、これからの活動の作戦会議」
週に1回、登園し、午前10時から午後1時までの3時間、園児と一緒に公園を散歩したり、乗馬や読書など自分がやりたいことに打ち込みます。
この日は、翌月おこなうイベントの飾り付けをつくりました。
給食の時間も、楽しみのひとつです。
稲垣英子さん(78)
「いつもどこにいっても老人の世界しか知らなかったけど、ここに来ると子どもたちや先生たち、若い世代のお母さんたちが来たり、社会とつながっている感じがするんです」
最高齢は、96歳の諏訪幸子さんです。
諏訪幸子さん(96)
「家に一人でいるとここ(頭)がね、やっぱりみんなとお話しないとね。小さい子を見ていると自然と心が和んで楽しい」
高齢者にとっては、こども園での交流が孤独感の解消にもつながっています。
そんな「えんじょい組」を開設するきっかけとなったのは、8年前の胆振東部地震でした。
はやきた子ども園 福田剛園長
「お泊り保育中に被災して過ごしていたが、当時地域の人が園に避難してきたり、園が地域の人に支えられて復興を進めていった。震災を通じて地域の人とつながるのをすごく意識。何かできることはないかと考え『えんじょい組』を創設した」
当初は4人でスタートした「えんじょい組」も、いまは定員を上回る15人が在籍。(定員10人)地域の交流拠点となっています。














