大型の台風25号が勢力を保ったまま北上しており、19日(土)からの連休にかけて日本列島に大きな影響を及ぼすおそれがあります。気象庁は西日本の前線による大雨や、東日本・離島での暴風・高波に厳重な警戒を呼びかけています。特に連休中の移動やレジャー計画には、最新の交通・気象情報の確認が不可欠です。
気象庁によりますと、台風25号は南鳥島近海にあって、進路を北西に変えています。上層の寒冷低気圧と一体化しつつあり、周辺の循環を含めてスケールが大きいため「大型」となっています。
一方、日本の南には前線が停滞しており、四国沖から九州南部にかけての対流雲により、非常に激しい雨が解析され、雷も検知されています。
台風の今後の見通し
台風25号は、19日(土)にかけて小笠原諸島に接近し、母島の南を西寄りに進むと予想されています。
その後は非常に強い勢力を維持したまま太平洋高気圧の西側を北上し、20日(日)からは進路を北から北東に変え、次第に温帯低気圧の性質を帯びる見込みです。
20日(日)には伊豆諸島に接近するおそれがあり、21日(月)頃にかけて東日本太平洋側に接近する可能性があります。
台風の進路にあたる地方では、非常に強い風が吹き、うねりを伴って大しけとなる所がある見込みです。また、台風が接近する前から北側に降水域が広がり、大雨となる所があると予想されています。
前線による西日本の大雨
西日本では、トラフ(気圧の谷)の接近により前線の活動が活発化し、大気の状態が不安定になる見込みです。
九州北部・南部地方では18日(金)に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
各地の警戒・注意事項
気象庁は、以下の通り注意・警戒を呼びかけています。
▼小笠原諸島
18日(金)から20日(日)にかけて、うねりを伴う高波に警戒し、強風に注意・警戒してください。18日(金)から19日(土)は土砂災害、落雷、突風にも注意が必要です。
▼伊豆諸島
19日(土)から21日(月)頃にかけて、うねりを伴う高波に警戒し、強風に注意・警戒してください。
▼東海地方から東北太平洋側
20日(日)から21日(月)頃にかけて、台風の進路等によっては警報級の大雨となる可能性があります。うねりを伴う高波や強風に注意・警戒し、落雷、突風、降ひょうにも注意してください。
▼九州北部・南部地方
18日(金)は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。西日本では19日(土)にかけて、落雷や突風に注意してください。
▼北日本
19日(土)から20日(日)にかけて、局地的に雷を伴う激しい雨が降り大雨となる所があるため、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、突風、降ひょうに注意してください。
予想される雨量・波の高さ
▼24時間予想雨量(18日午前6時から19日午前6時まで)
九州北部地方: 200mm
九州南部地方、小笠原諸島: 150mm
▼予想される波の高さ(19日まで)
小笠原諸島: 7m
伊豆諸島: 5m
その他の広い範囲: 3mから4m
雨量などの量的な予報は今後の状況によって変化する可能性があります。お住まいの地域の最新の気象情報や注意報・警報に注意し、早めの対策を心がけてください。














