「長雨で収穫ができない」コメ農家の複雑な胸中
一方でコメ農家は、新米の収穫シーズンを迎えるも、気をもむ状態が続いています。
朝から晴れとなった17日、無農薬でこだわりのコメ作りをする浜松市浜名区の日月喜農園の西野さん夫妻の田んぼを訪ねると思わぬ影響がでていました。
<日月喜農園 西野舞弥さん>
「収穫は長雨でできない状態。足元を見てもわかる通り、足首まではまってしまう状況なので機械が入れない」
刈り取りが遅れると稲が重みで倒れるなどし、収穫量にも影響がでるといいます。悩みはこれだけではありません。西野さんの農園ではコメの直売をしていて、新米の出来は上々ですが、肝心の予約数は2025年より減ったといいます。
<日月喜農園 西野舞弥さん>
「スーパーでの価格がガクンと下がっているので、そこと比較するとうちの価格は高いので...」
西野さんの農園では、生産コストの上昇で、コメの値段を下げることができません。
<日月喜農園 西野幹郎さん>
「(価格を)上げられるものなら上げたい。でもなかなか消費者はどうしても苦しい。こちらとしても安く出していきたいがこちらも生活ができなくなるので、というのが本音。でも皆さんに届けて『おいしい』といわれるのが一番うれしいのでそれを励みに頑張っている」
SBSが取材した静岡県内のスーパーのコメの価格です。
新米が流通し、価格は2025年と比べると1000円以上安くなっています。さらに、いずれのスーパーでも新米の方が2025年度産の古米と比べて安くなる逆転現象も起きています。
消費者にとってはうれしい反面、農家は複雑な思いを抱えています。














