データ不正操作で意図的に揺れを小さく見せていた疑いが…

浜岡原発は1号機と2号機の廃炉が決まり、3号機から5号機の再稼働を目指しています。2011年の東日本大震災を受けた全炉停止を経て、3号機と4号機は2014年以降、再稼働に向けた審査が行われてきました。

<中部電力 林欣吾社長>※2026年1月5日
「心より深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」

2026年1月、3号機と4号機の再稼働審査で、中部電力が耐震設計の「基準地震動」のデータを不正に操作し、意図的に揺れを小さく見せていた疑いが発覚。

外部の弁護士で構成する調査委員会がまとめた報告書が9月14日の会見で公表されました。

報告書で明らかになったのは、▼基準地震動を策定する際、少なくとも208ケースでデータの改ざんが確認されたこと、▼会社の経営目標に掲げられた早期の原発再稼働に対して担当部署が「実現させなければ」との焦りから改ざんを始めた、▼過去に2度、改ざんを疑う内部通報が寄せられたものの、是正されなかったことなどでした。